
これまでも/いまも/これからも土地に引かれる線 としての川へ
大宮駅から荒川へ、バスと徒歩とオーディオガイドで巡るツアー型作品。新たに作った川、整備したゴルフコース。聞こえてくるのは、川を作り変え、土地を定義しながら生きてきた人間の話。さいたまで、"周辺" から "周辺を周辺と定義するための線" を目指して進む。わたしたちはどこにいるのか。この景色の持つ意味を知っていたのだろうか。
治水の観点で都市を捉え、その前提に迫ろうとする《Lines and Around Lines》の第二作。平野の一部としての東京を、都市国家シンガポールと重ねて語った「Case in Singapore / Tokyo」(2022)に引き続き、広大な空間と長大な時間の中で生きる人間の行為を追っていく。
Lines and Around Lines - Case in さいたま
日程:2023年11月3日 (金) 〜 12月10日 (日)
スタート:大宮駅西口 バスターミナル1番のりば 西武バス36系統 三条町経由
9時25分
10時4分
10時38分
11時40分
12時28分
13時28分
14時28分
[平日]
9時23分
10時28分
11時25分
12時23分
13時27分
14時27分
[土曜]
[日・祝]
9時59分
10時43分
11時40分
12時25分
13時40分
14時28分
*西武バス36系統は三条町を経由しない路線もあります。必ず「三条町経由」にご乗車ください。
*15時以降のバスで出発すると途中で日没になるため、上記のバスのうちどれかで出発することを推奨します。
参加費:1,500円
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オーディオガイドを聞きながら、ご自身で移動するツアー型作品です。
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オーディオガイドの聴取方法、ツアー経路などの補足情報は、購入後に表示されるリンクボタンからご覧ください。
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往路は約1時間、復路は約1時間〜1時間30分です。
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屋外で通信ができるスマートフォンとイヤホンをご用意ください。
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歩行時間が1時間を越えるため、歩きやすい服装・靴で行かれることをお勧めします。
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期間中は、何度でもオーディオガイドを聴くことができます。
トランスフィールドスタジオ/Transfield Studio

アーティストの山川陸、パフォーミングアーツプロデューサーの武田侑子によるユニット。国内外を問わず様々な都市でフィールドワークを展開し、ツアー型作品を創作している。「どうすれば集まった我々は共にいられるのか」という問いを考え続けるため、誰もが認める都市の大前提に実感を持って迫ることを試みる。2022年、Esplanade主催のContemporary Performing Arts Research Residencyに参加。主な作品に『Sand (a)isles』(2019・フェスティバル/トーキョー2019)、『三度、参る』(2020・豊岡演劇祭2020フリンジ)、『Lines and Around Lines』(2022)。
企画・作・演出:Transfield Studio
出演:humunus(小山薫子、キヨスヨネスク)
音響:梅原徹
グラフィックデザイン:鈴木哲生
主催:Transfield Studio
